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求人連載 たった一人の継承者に向けて 未だ逢えぬ君へ送る・・・「技の章」 |
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火造り槌 660g 第7章 焼き割れ ・焼き割れを防ぐには (1) 1.火造り時の温度管理と鍛えがしっかりと出来ていること。 1−2.丸鋼玄能・金槌の火造り工程 鋼丸棒を1000℃程度に加熱し、 所定の形に成形します。 次にヒツ穴を抜きますが、 1番〜5番までの5種類の目打ち金を使い、 5工程掛けて行います。 ヒツ穴を抜きつつ鋼を鍛錬して成形していくのに、 一度の加熱で作業は終わらない為、 加熱を繰り返す必要が有ります。 その際に注意することは、 1工程前の最高加熱温度よりも高くしてはいけないということです。 要するに、 加熱を繰り返すごとに少しずつ最高加熱温度を下げながら鍛錬する訳です。 こうすることで、 鋼の結晶粒子は微細化します。 以上の工程で火造りを終了します。 |
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